JA鶴岡は5月14日、鶴岡市内で2023年度初のあぐりスクールを開き、市内の親子15組30人が参加しました。

青龍寺で孟宗(もうそう)を生産している石井信一さんが講師となり、管内特産のタケノコ「黄金産孟宗」の収穫体験を行いました。

参加者は、JA職員から黄金産孟宗の特徴を聞いた後、講師から収穫のポイントを教わりました。急な斜面で根が深く苦労しながらも、親子で協力しながら収穫しました。大きな孟宗を掘り当てると歓声が上がりました。

参加した児童は「タケノコが急な山の斜面にあり、根が固くて収穫するのが大変だったけど大きいものを収穫できてうれしかった」と笑顔を見せました。

市内大山にあるJA鶴岡女性部缶詰加工場では、孟宗缶詰作りを見学。女性部員が講師となって、缶詰ができるまでの流れを説明。缶のふたをする巻締めの工程を実演してみせました。

市農村センターでは、JA鶴岡女性部員と一緒にメンマ風炒めを作ったほか、女性部員が調理した孟宗ごはん・孟宗汁・孟宗の天ぷらなど、旬の味覚を堪能。

小学3~6年生の児童と保護者の方を対象に、野菜の収穫体験や料理づくりなどを通して農業や食への理解・関心を深めてもらうことを目的に企画しました。

収穫体験を楽しむ親子
缶詰加工場で巻締を体験
旬の味覚を楽しみました!