会長からのメッセージ
会長からのメッセージ
 時代は「規制」と「緩和」。その中で経済も政治も動いており、組織の自立的な成長とともに、果敢に攻める体制が求められる社会だと思います。
 その中で、今、「IOT」が注目されております。例えば、農業分野においては、牛の胃にセンサーを入れることにより、健康状態や発育状態を瞬時に知ることができますし、流通分野においても、「IOT」によって効率の良い流通社会を構築しようとしています。
 このようにIOT・ITの利活用による世の中の変化は、我々が想像する以上のスピードですすんでおります。
 そのため、組織として、先を見通す力がますます重要になってきており、それを支える皆さん一人ひとりが研鑽に励み、創造する力を培うことが肝要であります。
 われわれの基本理念である共生社会・相互扶助については、70年にもおよぶゆるぎのない歴史があります。それが、一昨年世界遺産に登録された「協同組合」であります。
 来年、ライファイゼンの生誕200年にあたりますが、それに向け、われわれJAグループがどのように汗を流すかが重要であります。特に、平成31年3月31日に向けた第27回JA大会決議の実践、そして平成31年10月1日に向けた中央会の組織変更があります。この目標に向かって、しっかり取り組みをすすめていく必要があります。
 私も精一杯、皆さんと一緒に汗を流したいと思います。本年度もよろしくお願い申し上げます。
 

平成29年4月3日