山形県のJA鶴岡女性部大泉支部の大泉枝豆直売グループは7月22日、鶴岡を代表する特産品エダマメ「だだちゃ豆」の直売所を、鶴岡市のJA大泉支所駐車場内にオープンしました。
 特設テントでは、朝取りした早生品種「小真木」の枝付き(1㌔束)と袋詰め(600㌘入り)を販売。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、試食の廃止や午後1時までの短縮営業、従業員とお客さまの間に飛沫防止シールドを設置、マスク着用・消毒の徹底、最盛期の大行列を回避するため、番号札を設置して番号順にお客さまをご案内するなどの対策を行っています。毎日交代で接客対応していたグループ員は安全に収穫・出荷作業に専念できるよう、お客さま対応は行いません。
 同直売所は1980年に大泉地区の女性有志18人で立ち上げ、今年で41年目。秋田県から訪れた渡部哲夫さん(70)は「鶴岡のだだちゃ豆が一番おいしいので毎年買いに来ている。喜ばれるので今年も親戚にも送りたい」と話していました。
 今年産は5、6月の天候不順で生育がやや遅れたが、全品種の生育はおおむね順調。同グループの佐藤和子会長は「みなさんにおいしいだだちゃ豆を食べてほしいと会員が丹精込めて栽培しているので、多くの人に味わってほしい」と話す。
 直売所は、同グループの生産者14人が運営。8月末ごろまで毎日朝8時半から午後1時まで営業しています。
 8月初旬から「早生甘露(わせかんろ)」、8月上旬から「甘露(かんろ)」、8月中旬から「早生白山(わせしらやま)」、8月18日ごろから「白山(しらやま)」と販売品種を切り替えます。