今年度から女性部の支部を21支部から7支部に統合したJA庄内みどり女性部は10月23日、天童市などで支部統合記念の全体研修会を開きました。各支部の交流を図り、女性部活動を活性化させるのが狙いです。98人が大型バス3台で3班に分かれ、協友アグリ株式会社で農薬の基礎知識研修や王将果樹園などを視察しました。
 協友アグリ株式会社仙台支店山形営業所の伊藤直哉さんは農薬の系統や展着剤、使用基準について説明。「農薬は同じ作用をもたらす農薬を使い続けると、害虫や病害、雑草に効かなくなってくる。作用が異なる農薬があることを理解し、実情に合わせて使うことで本来の効果が期待できる」と話していました。
 王将果樹園では、リンゴ狩りとブドウ狩りを楽しんだ後、フルーツソースやゼリーなどのお土産品やパフェなどを販売するショップを視察。その他、若松観音を参拝したり、蔵王ではロープウェイに乗り、じゅうたんのように広がる紅葉を楽しみました。
 女性部の高橋久美子部長は「多くの人から参加してもらい大変感謝している。支部を越えた交流で女性部全体として一体感を増すことができた。今後も料理教室など協力して展開していきたい」と手応えを話していました。