私は幼い頃から桜が大好きでした。春に一斉に咲き乱れる華やかさや美しさ、散りゆく姿も後味なく潔く、自分の人生もこの桜のように華やかに走り抜けていきたいと考えて生きています。それでも、どんなに頑張ってもポジティブに考えようとしても報われない事も今までの人生の中、何度も似たような辛い事や苦しい事を経験する日もあり、その度に悩んで病む時もありました。そんな時に、母は的確な言葉を投げかけてくれたり、静かに側に居てくれて、私はとても救われていました。そんな母に未だ何も親孝行が出来ていないのに、今度は桜まで贈ってもらえるとは思っていなくて、すごく嬉しいのと同時に自分が情けないなと感じました。これから少しずつ、自分なりにもっと親孝行と感謝の言葉を伝えたいです。お母さん、本当にありがとう。
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