去る6月28、29日に、福島県にて、南東北三県青年組織合同研修会が開催され、本県からも県青協役員5名が参加しました。
 研修では、東白川郡塙町のグリーンファームの「肉用牛繁殖モデル農場」について説明を受けたのち、白河市にて先進的な農業に取り組む植物工場「みりょく満点やさいの家」を訪問しました。

 
 グリーンファームの「肉用牛繁殖モデル農場」は、畜産現場での繁殖母牛の頭数減少にストップをかけ、少頭数飼いが多い現状から脱却し多頭化を図るため、繁殖母牛100頭規模で畜産を行うモデル農場です。
 特徴的な畜舎構造や、ICTなど最新の技術が導入されたモデル農場に、参加した多くの方が興味を持ったようで、説明の後には様々な質問がなされました。

 

 植物工場「みりょく満点やさいの家」では、外気をシャットアウトした建物内で水耕栽培を行う、先進的な取り組みの現場を見学しました。

 天候に左右されず安定した栽培・供給を行うことが可能である上、肥料をコントロールをすることで作物の苦みやえぐみを抑えられるということで、参加者の方々は大変参考になった様子でした。

 なお、来年度の南東北三県青年組織合同研修会は山形開催となります。