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刈屋梨 生産農家 佐藤 英幸 さん
JA庄内みどり 刈屋梨出荷組合 組合長
 
鳥海山や日向川がもたらす恩恵を受けて
 酒田市の北部に位置する刈屋地区は、和梨のブランドとして知られる「刈屋梨」の生産地。甘くてジューシーな刈屋梨は、毎年全国から注文が来るほどで、この地区には古くから続く刈屋梨の生産農家が軒を連ねています。
刈屋梨の発祥は、明治初期までさかのぼります。鳥海山や日向川がもたらす豊かな自然の恩恵を授かり、この土地ならではの土壌と環境、そして先人の努力と英知が、刈屋梨の名を全国に広めました。

 刈屋地区に住む佐藤英幸さんは、代々受け継がれてきた刈屋梨生産農家の長男として生まれました。高校卒業後に一度は就職したものの、父の病気のため21歳の時に農家を継ぐことにしたそうです。
「26歳の時に父が亡くなり、それからは母と一緒にすることになりました。農家を継ぐことは小さい頃から自然な流れと思っていましたが、父が病気になったため、しっかりと引き継ぎができず、わからないことは周りの人に聞いて教えてもらいながら、なんとか覚えていきました。」

 梨は、冬の剪定のあと、3月いっぱいまで棚に枝を寝かせて固定する「誘引」の作業があるなど、一般の果樹より手間が多い作物。また、台風や雨不足など、予想外のことも多く、いい梨を育てるために小まめに見回り、病気や虫の発生はないかなどをチェックしています。
「梨を育てて30年になりますが、30年というのは梨をたった30回しか収穫していないということ。まったく同じ年というのはありませんし、今でも毎年、得るものがありますよ。」
 刈屋梨の人気の品種は「幸水(こうすい)」と「豊水(ほうすい)」。他にも洋梨などいくつかの種類を作っています。
「『幸水』は甘みが強く、『豊水』は幸水に比べて少し酸味があるのが特徴です。刈屋の梨は、甘くてシャリシャリと歯ごたえが良く、みずみずしいのが特徴です。一番おいしい時期に収穫しているので、口の中に粒が残ることなくスッと飲み込めます。絶対に食べて損はないと思いますよ。ぜひ刈屋の梨を、みなさんにも食
べていただきたいです。」
 丹精こめて作り上げ、1個1個の食べ頃を見極めながら収穫される刈屋梨。今年も全国へ送られていきます。

(2015年8月取材)


 


★和梨のおいしい食べ方
冷やして食べたい時は1~2時間程度、冷蔵庫に入れますが、常温のほうが甘みを強く感じられます。日持ちさせたい時は、新聞紙に1個ずつ包んで冷蔵庫に保管しましょう。
 
 
 
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