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庄内柿農家 菅原 仁 さん
JA庄内たがわ 庄内柿生産組織連絡協議会 会長
 
平種なし柿発祥の地 松ケ岡の庄内柿
 山形県鶴岡市の松ヶ岡地区は、庄内柿の名産地。秋になると、広々とした敷地に連なる柿の木々に、鮮やかな橙色の果実が実る風景が広がります。
柿と言えば、秋の味覚というだけでなく、栄養価の高さで有名な果物。ビタミンCやビタミンAが豊富で、風邪や二日酔いの予防のほか、意外にも多く含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、アンチエイジングにも効果的です。

 庄内柿の始まりは、明治時代まで遡ります。ある農家が新潟の行商から買い付けた柿の木を育てると、1本だけ「平たく種のない柿」が実る柿の木がありました。その木に将来性を見出し、接木をして増やしたのが、主流品種である「平種なし柿(正式名称は平核無)」の始まりです。以来、この地区では平種なし柿の生産普及につとめ、今では全国に広まり、各地で生産されるようになりました。

 庄内柿生産組織連絡協議会の会長を務める菅原仁さんは、柿生産を営む農家に婿として入り、稲作と柿の生産に従事するようになりました。
「もともと農家の家に生まれ育ったのですが、柿を育てるのは10年目くらいでやっとわかってきたという感じでした。甘くて大玉の柿を作ろうと思うと、土壌の成分を管理したり、花芽を摘んだりと、手をかける必要があります。」

 柿づくりは、冬期間の枝の剪定から摘蕾・摘果、土壌管理など、収穫までのさまざまな行程だけでなく、収穫後の脱渋まで。庄内柿というブランドの品質を保つため、選果も生産者の手作業が欠かせません。地域をあげて高品質でおいしい柿を出荷し続けているため、北海道や東京などでも、庄内柿の出荷を心待ちにしているファンが多いそうです。
「庄内柿の熟度によって変わる食感とジューシーな甘さ、種がない食べやすさを、これからも多くの人に味わってほしいです。生産者約1,000人が一丸となって、安心安全な柿を作っています。ぜひご賞味ください。」

(2015年10月取材)


 

★平種なし柿(平核無)と
新ブランド「柿しぐれ」
通常の平種なし柿の木で、収穫前に袋をかぶせて脱渋した「柿しぐれ」は、パリッとした食感とさっぱりした甘さが魅力。時雨のようなゴマ状の斑点が特徴です。
(左が通常の平種なし柿、右が柿しぐれ)
 
 
 
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