

最上地域で栽培されているにらは、冬は積雪がありハウス栽培がしづらいため、露地栽培が中心となっているのが最大の特徴。金山町では「達者de菜」というインパクトのあるブランド名と品質の良さで年々生産量を伸ばし、今では露地物出荷量が全国でトップクラスとなっています。


キュウリは山形県民にとって非常に馴染み深い野菜です。夏野菜を刻んで混ぜる郷土料理「山形のだし」には欠かせません。山形市は県内でも有数のキュウリ産地で、市内中心部に位置する飯塚地区は「キュウリの里」として特に生産が盛んです。


山形県新庄市は、豊かな自然を生かし、米作りが盛んな地域。その反面、冬は雪深いことから、季節を問わない馬や牛などの畜産業が根付いてきました。特に牛は、和牛の繁殖や改良に力を注ぎ、現在は毎月開催される「最上家畜市場」で全国トップレベルの価格で取引されるほど、高品質な山形牛を世に送り出しています。


山形より北の地方で栽培され、冬に咲く桜として知られる啓翁桜。山形県は、栽培に適した気候風土と技術力で、全国一の出荷量を誇っています。
県内有数の産地である東根市では、昭和58年から啓翁桜の促成栽培に本格的に取り組み、現在では毎年30万本前後を出荷しています。
県内有数の産地である東根市では、昭和58年から啓翁桜の促成栽培に本格的に取り組み、現在では毎年30万本前後を出荷しています。


山形県鶴岡市の松ヶ岡地区は、庄内柿の名産地。秋になると、広々とした敷地に連なる柿の木々に、鮮やかな橙色の果実が実る風景が広がります。
柿と言えば、秋の味覚というだけでなく、栄養価の高さで有名な果物。ビタミンCやビタミンAが豊富で、風邪や二日酔いの予防のほか、意外にも多く含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、アンチエイジングにも効果的です。
柿と言えば、秋の味覚というだけでなく、栄養価の高さで有名な果物。ビタミンCやビタミンAが豊富で、風邪や二日酔いの予防のほか、意外にも多く含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、アンチエイジングにも効果的です。


酒田市の北部に位置する刈屋地区は、和梨のブランドとして知られる「刈屋梨」の生産地。甘くてジューシーな刈屋梨は、毎年全国から注文が来るほどで、この地区には古くから続く刈屋梨の生産農家が軒を連ねています。
刈屋梨の発祥は、明治初期までさかのぼります。鳥海山や日向川がもたらす豊かな自然の恩恵を授かり、この土地ならではの土壌と環境、そして先人の努力と英知が、刈屋梨の名を全国に広めました。
刈屋梨の発祥は、明治初期までさかのぼります。鳥海山や日向川がもたらす豊かな自然の恩恵を授かり、この土地ならではの土壌と環境、そして先人の努力と英知が、刈屋梨の名を全国に広めました。


あつい夏には冷えたすいかがピッタリ。尾花沢市のすいかは生産量が日本一で、その品質の良さと甘さは全国の人が知るものとなっています。
すいかは、果肉成分の90%以上が水分で、体を冷やす作用があるほか、腎臓病の予防や体のむくみを取る効果もあり、高血圧や動脈硬化の予防にもよいと言われています。まさに夏の果物の代表ですね。
すいかは、果肉成分の90%以上が水分で、体を冷やす作用があるほか、腎臓病の予防や体のむくみを取る効果もあり、高血圧や動脈硬化の予防にもよいと言われています。まさに夏の果物の代表ですね。


海と山の豊かな恵みから、米や野菜、果物作りがさかんな鶴岡市。海の近くには、日本三大砂丘のひとつといわれる庄内砂丘に生い茂る松原が続いています。
砂丘の近くにある西郷(にしごう)地区は、水はけが良いという砂丘の利点を活かしてメロンを育てる農家が多く、メロンの主要な生産地になっています。
砂丘の近くにある西郷(にしごう)地区は、水はけが良いという砂丘の利点を活かしてメロンを育てる農家が多く、メロンの主要な生産地になっています。


山形を代表する果物、さくらんぼ。寒河江市の三泉(みいずみ)地区では、広々とした畑にさくらんぼの木が立ち並びます。三泉地区は、高品質なさくらんぼを出荷することで有名です。
この地区に住む秋場尚弘さんは、200本近いさくらんぼを栽培する専業農家です。
この地区に住む秋場尚弘さんは、200本近いさくらんぼを栽培する専業農家です。
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